8 years old/Georges Paczynski
澤野工房 は、大阪通天閣近くの、下駄屋の主人が始めたJazzレーベルだそうで。ヨーロッパ系ピアノトリオに強く、上質でレアなアルバムの復刻で、今や要注目トップレーベルに成長しました。
そんな澤野工房からドラムのジョルジュ・パチンスキーによるピアノ・トリオアルバムが復刻です。オリジナルは1992年発売でしたが、マニアの間では、かなり話題になったようです。当時の僕は、アマちゃんだったので、全然知りませんでした。パリのライヴハウス「モンパルナス」でのライヴ録音です。音楽的には、3曲提供しているジャン−クリストフ・レヴィンソン(長い名前・・・)のリーダーバンドと云っても良いでしょう。パチンスキーのドラムは?ってな所もありますし・・・。ヨーロッパで絶大な人気を博した、今は亡きジャン・フランソワ・ジニー−クラーク(これまた長い・・・)のベースは必聴です。
- オリヴァー・ネルソンのオリジナル。これは、日本人好み、ど真ん中行っています。レヴィンソンのピアノは、エヴァンス〜キース系といった王道ピアノ。そのまんまなんですけどね。聴き所は、やはり変幻自在のクラークのベース。素晴らしい。
- エヴァンスのオリジナル。内省的に抑えた盛り上がりを見せます。クラークのベースも、ことごとくツボに入りますね。巧い!んが、そんな叙情的なインタープレイを、パチンスキーのドラムが、台無しにしちゃっています・・・。やーめーてー!そりゃないよ・・・。
- ここから、全てレヴィンソンのオリジナル。そのまんまエヴァンス。はっきり言って、くりそつです。クラークのベースも唄いまくりですな。メロディアスです。これは、なかなか三者のバランスも良い。聴衆の盛り上がりも、半端じゃないです。にしい(補)並の人間を3人確認・・・。
- 可愛らしいメロディーが、印象的なワルツ。叙情的なヨーロピアンジャズに、どっぷり浸かれます。終盤、キース状態ですけど。
- 長いよ・・・。1曲20分もあると、コーヒーが冷めちゃう。これは、ライヴで観たい(聴きたい)。レコードで聴く曲ぢゃないですね。相変わらず淡々と静かに盛り上がっていきます。クラークのベースの切り込み具合が、最高に好きです。ドラムソロで終わっちゃうのは嫌です。
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