Sonic Boom/Lee Morgan
オリジナルのQuintetセッションに、別Sextetの録音をカップリングしたもの。このセクステットは、未発表なのかな?

ブルーノートの1500番台も良いのだが、復帰後この頃のモーガンも、また良いんだなぁコレが。かなり不良度数が高くなっています。悪そうな兄ちゃん的な、音してます。
前半のオリジナルセッションは、耳タコになるくらい聴きまくりましたね。かなり粗い音をしているんですが、そこがモーガンたる由縁でしょう。音符ひとつひとつを、しっかりブッとく、鳴らしまくっています。ハーフヴァルブも格好いい!ジャズ研C年は、必ずといっていいほど、まねしますね。
3.興味深いです。「モードみたいなのやってみようぜ!」「イェー!ヒップだぜー。」みたいな感じで演ってしまったんでしょうか?まるで、フレディー・ハバードみたい。こっちが本家なんですけどね・・・。
でもね、モーガンには、4.Fatheadのような、コテコテ系ファンキージャズが、一番似合います。テナーのDavid Newmanも男の気合いを感じさせるソロを聴かせてくれます。続くモーガンが凄い。というか笑える・・・。M川さんフレーズ炸裂。って、やっぱりこっちが本家なんですけどね。
5.このバラードは聴きものです。太くて柔らかいサウンドです。中音域で、淡々と唄うモーガン。これじゃ、女の子もイチコロって云うのも分かります。抱かれたい・・・。
個人的には、7からの3管ものが好きです。以前のセッションに比べて、音質が変わっています。もっと明るい響きですね。ミスも少ないですし。なにか変えたのかも?
7.24小節のブルース進行。モード的な雰囲気で演っています。ハービー、マイルスバンドを、渡りあるいて来た強者達とのセッションです。ヒギンズのドラムに煽られちゃってるモーガン、哀れ・・・。がんばれ!4バースで、やっと元気になったみたい。惜しい・・・
8.バラードアレンジ。テナーとトロンボーンの柔らかいハーモニーをバックに、表現力豊かに歌いあげます。ストレートに心に響きます。なんの小細工もなしにバラードを演る事が、一番難しいんです。こういう風に出来たら、死んでもいいな。愛人に射殺されるのは、イヤですけど・・・。
9.メイバーン作6/8のモード手法を取り入れた曲。マッコイみたいに、左手4度重ねで、ンッガーン、ガーン、ンッガーンていうヤツ。ジョージ・コールマンは、コルトレーン状態。ですが、あくまで”コルトレーン風”で終わってしまうのが可愛い。モーガンは本能一発野獣系で乗り切ってしまう。こう云うところが、男気を感じます。炸裂しそうでしない、危ういバランス感を保っているメイバーンも、面白い。
10.ラテンフレーバーな一曲。テーマアレンジが鯔背です。この曲では、ブッカーのベースが冴えています。ソロはもちろん、特にメイバーンのソロのバッキングが素晴らしい。エンディングも彼のソロで終わります。
11.メイバーンのファンクチューン。ふざけたイントロで始まります。当時のライナーには、”Dangerous Groove!"なんて、書かれていますが・・・。今となっては、ジャリタレバンドでも演ってますよ。しかし、Mickey Roker(ds)のアイディアとグルーヴは一級品です。格好いい!
12.Mickey Rokerの、ロリンズバンドで培った、カリプソリズムを取り入れた小品。ラテンピアニストの様なメイバーンのパラレルオクターブソロは笑える。
13.イントロからテーマは、スライ&ファミリーストーン並の混沌系ロックチューン。要はロックブルースですけど。やっぱりコレですよ!かっちょいい〜。モーガンのファーストコーラスの音使いが、スターを彷彿とさせます。サウンドも伸びやかで、怒濤のアドリブです。3管編成でこういうアイディアを具象化するには、メッセンジャーズでは無理だもんな・・・。
- Sneaky Pete
- The Mercenary
- Sonic Boom
- Fathead
- I'll Never Be The Same
- Mumbo Jumbo
- Free Flow
- Stormy Weather
- Mr. Johnson
- The Stroker
- Uncle Rough
- Claw-Til-Da
- Untitled Boogaloo
- David "Fathead" Newman(ts)
- Cedar Walton(p)
- Ron Carter(b)
- Billy Higgins(ds)
- (7)〜(13)
- George Coleman(ts)
- Julian Prester(tb)
- Harold Mabern(p)
- Walter Booker(b)
- Mickey Roker(ds)
- April.14,28.1967.
- Sep.12,Oct.10.1969.(7)〜(13)
- Blue Note
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